作品情報

タイトル

春の流れ

作家

シェルバコフ．B．V(Shcherbakov Boris Valentinovich)

作家情報

◎ロシア共和国人民芸術家
◎ソ連邦美術アカデミー準会員
◎ソ連邦国家賞受賞
◎”月光荘”画家
◎ロシア統一芸術家ランキング ２Ａ
  
1916　　レニングラードに生まれる
1939　　レニングラードーリコフ美術アカデミー卒業
　　　　Ｂヤコブレフ、Ｉブロツキー、Ｐシェフミンに師事

■展覧会：
1946　　ソ連、ロシア各共和国
1972　　ソビエト画家オークション
　　　　（日本、東ドイツ、オランダ、西ドイツ）

■個展：
1966　　モスクワ、レニングラード
1974　　ブダペスト
1975　　モスクワ、ベルリン
1976　　キシニョフ
1976、78、79、81　　日本
1977　　ニューヨーク
1979　　ローマ
1982　　モスクワ、プラハ

■作品収蔵：
トレチャコフ美術館、ロシア美術館、
キエフロシア美術館、オデッサ美術館、
ケメロフ州ソビエト美術館、
スベルドロフスク美術館、
ウズベク共和国美術館、
西ドイツーチョリネ市現代美術館など

 

【月光荘】
月光荘は銀座にある画材店の老舗で、ギャラリーもありました。社長の中村曜子さん（ピアニスト中村紘子さんのお母さん）は政財界に顔が広く、冷戦時代の旧ソ連にも人脈があったので、ソ連から多くの絵画を借りて展覧会を企画しました。
1971年に月光荘ギャラリーで「'71現代ソビエト絵画展」を開催してから79年まで毎年、月光荘ギャラリーや日本橋・三越などでこの展覧会シリーズを開いています。
1975年にはレーピン作「ボルガの曳き舟人」を目玉にした「ロシア・ソビエト国宝絵画展」を日本橋・三越などで開催。一大ブームを呼びました。
この勢いで銀座6丁目に東京国際美術館を開館し、「想い出のロシア三大国宝絵画展」「レーピン名作展」「トレチャコフ美術館名作展」などを開催。
1974年にはロシア美術専門の雑誌「カルチーナ」が月光荘から発行され、「カルチーナ・ニュース」という豆ニュースも東京国際美術館から1978～79年に発行されました。
しかし東京国際美術館は3年ほどで閉館し、月光荘もスキャンダルに巻き込まれて1989年に倒産。中村曜子さんは1992年に亡くなりました。

技法

油絵・キャンバスボード

詳細サイズ

変形5号（縦14.8×横34.1ｃｍ）

額縁サイズ

縦34.5×横53.5ｃｍ

状態

良好

備考

現代ソビエト絵画、月光荘シール

価格

売却済み