商品詳細
羽生 光善
孫次郎
作品情報
- タイトル
- 孫次郎
- 作家
- 羽生 光善(ハニュウ コウゼン)
-
現代能彫刻会会員・日本能楽院会員
1917 能面師・羽生光長の三男として浅草に生まれる
1932 15歳で能面の仕事に擁わり以来、80年間能面一筋に研鑽に励む
1975 能彫刻会会員
1979 日本能雅院会員
1983 「面打五十年記念個展」銀座・和光
1986 「羽生光善能面出版記念展」渋谷・東急本店
2008 「現代能・狂言作家展」早稲田大学演劇博物館
2011 「羽生光善・堀本惠美子親子展」新宿・小田急百貨店 他多数
2018 逝去◆「成宗の彫り師」として杉並にその名を知られた父・光長氏の跡を継ぎ能面師となった。観世流の能面、特に小面づくりを得意とし、工芸美術界にその名を知られている。「能面は舞台でこそ生きるもの」という身上から、自らの面が能舞台で用いられるとき、どのように映えるのかを常に研究し、また、自らも謡を習い仕舞を舞って、能の心を面に彫りこんでいる。
◆能は“魂”との対話の演劇である。能面は『霊の世界の住人』であるシテ(主人公)がつけていることが多い。三井家のお抱えの能面師であった羽生光長(はにゅうみつなが)、現役最高齢の能面師・羽生光善(はにゅうこうぜん)、魂の画家・堀本惠美子と三代に渡り“魂”を探求してきている家系は大変珍しい。
『羽生光善能面集』に「能面は強く、正しく、美しくあらねばならない」とあり、光善の能面は、舞台で使用されることを目的に創ってきたものが多い。その能面はたとえようも無いほど凛としてかつ幽玄の美を感じる。その奥深さには魂を揺さぶる力がある。「良い女面は居グセ(能舞台で10分ぐらい不動の姿でいること)の折、あたかも夜空に星が瞬くごとくさまざまに面が変化するのを感じます」とその書にある。直筆手紙を要約すると「ご依頼をいただいていた女面が、納得のいく作品として完成しました。孫次郎は女面の中では一番美しい容貌です。御代金は50万円頂きました。1987年5月」
- 技法
- 木彫彩色能面
- 詳細サイズ
- 縦21.4×横13.7×厚さ5.8cm
- 額縁サイズ
- -
- 状態
- ほぼ良好
時代的な古さが若干あります
- 備考
- 共箱・面袋付き
その他、画集、五枚写真ハガキ
制作販売の経緯の手紙付き
- 価格
- 66,000円(税込)
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